PS4でゲームを楽しんでいる皆さん、一度は「ゲーミングモニターって本当に必要?」と疑問に思ったことはありませんか?
友達やネットで「PS4にゲーミングモニターは意味ないよ」と言われると、余計に迷いますよね。
せっかくお金をかけるなら、確実にメリットがあるものを選びたいのが本音です。
しかし、PS4にゲーミングモニターを使うことには、本当に意味がないのでしょうか?
この記事では、その疑問にお答えするために、PS4にゲーミングモニターが「意味ない」と言われる3つの理由と、それでも「買うべきメリット」を3つご紹介します。
これらの理由とメリットを理解することで、自分にとって最適な選択ができるようになります。
この記事を読むことで、ゲーミングモニターのメリットとデメリットをしっかりと理解でき、自分にとって本当に必要なものかどうかを判断できるようになります。
ゲーム環境を向上させたい方や、より快適にゲームを楽しみたい方にとって、有益な情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ゲーム歴35年の私はプログラマー歴20年で仕事でもプライベートでも多くのモニターを使用してきており、モニターの知識にはちょっと自信あり。とは言え、モニターの購入で何度か失敗経験もあり、今ではこだわりを持ってモニターを選定しています。
PS4にゲーミングモニターは意味ないと言われる3つ理由
PS4にゲーミングモニターを使うことに疑問を持つ人も少なくありません。
その背景には、様々な理由が存在します。
ここでは、「PS4にゲーミングモニターは意味ない」と言われる主な3つの理由について詳しく説明します。
これを理解することで、ゲーミング環境の改善に役立てることができるでしょう。
PS4のリフレッシュレート上限が60Hzだから
PS4のリフレッシュレートは60Hzが上限です。
これは、1秒間に60フレームの映像を表示するという意味です。
ゲーミングモニターの中には144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートのモデルが多く存在しますが、PS4の性能ではその恩恵を受けることができません。
リフレッシュレートの意味がよく分からないって方は、百聞は一見に如かずなので、こちらの動画をご覧ください。
そのため、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを購入しても、PS4ではフルに活用することができず、無駄になると感じる人もいるでしょう。
60Hz以上のモニターを使用する意味がないという点は、多くのゲーマーが共通して感じる疑問点です。
ゲーム機はテレビに接続するのが常識と言う概念
ゲーム機をテレビに接続することが一般的とされてきた背景には、家庭用ゲーム機がリビングで家族や友人と楽しむためのものという考え方があります。
そのため、多くの家庭では大画面のテレビにPS4を接続してゲームをプレイしています。
テレビは大画面であるため、複数人で楽しむのに適しており、音質も一般的に良好です。
一方、ゲーミングモニターは個人向けのデバイスとされがちで、家庭内での用途にそぐわないと感じる人も少なくありません。
こうした慣習から、PS4をゲーミングモニターに接続することに抵抗を感じる人もいるでしょう。
ゲーム用にモニターを買うなんて勿体ないという考え
ゲーム用に高価なゲーミングモニターを購入することに対して、費用対効果を疑問視する人もいます。
特に、既にテレビを持っている場合、新たにモニターを購入することは無駄遣いと感じることもあるでしょう。
ゲーミングモニターは確かに高性能で魅力的ですが、PS4の標準的なゲーム体験を超えるためには、それ相応の追加投資が必要です。
これに対して、テレビで十分楽しめるのであれば、わざわざモニターを買い足す必要はないという考え方も根強いです。
こうしたコストに対する慎重な姿勢も、「PS4にゲーミングモニターは意味ない」と言われる理由の一つです。
PS4にゲーミングモニターを使うメリット
PS4にゲーミングモニターを使用することで、ゲーム体験が大幅に向上することがあります。
特に、画質や応答速度、目の疲れにくさなど、テレビでは得られない利点が数多く存在します。
ここでは、PS4にゲーミングモニターを使う主なメリットを3つご紹介し、なぜそれがゲームプレイをより快適にするのかを詳しく説明します。
長時間プレイでも目が疲れにくい
ゲーミングモニターは長時間の使用を前提に設計されており、目の疲れを軽減する機能が豊富に搭載されています。
例えば、フリッカーフリー技術やブルーライト軽減モードなどが挙げられます。
これらの機能は、長時間プレイしても目の負担を軽減し、快適なゲーム環境を提供します。
テレビにはないこれらの機能は、特に長時間プレイするゲーマーにとって大きなメリットです。
PS4での長時間のゲームプレイでも、目の疲れを感じにくく、より集中してゲームを楽しむことができるでしょう。
応答速度の速さによるゲーム体験の向上
ゲーミングモニターは応答速度が速く、動きの速いゲームでもブレや遅延が少ないという特徴があります。
PS4をゲーミングモニターに接続することで、キャラクターの動きやシーンの切り替えがスムーズに表示され、リアルタイムのアクションをより正確に把握することができます。
特にFPSや格闘ゲームなど、瞬時の判断が求められるゲームでは、この応答速度の速さが勝敗を分ける要素となります。
テレビでは体験できないこの速さは、ゲーミングモニターならではのメリットです。
ゲームに特化した機能を搭載【暗いところでも敵が見える】
ゲーミングモニターには、ゲームに特化した様々な機能が搭載されています。
例えば、暗いシーンでも敵を見やすくする「ブラックイコライザー」や、画面の鮮明度を高める「ゲームモード」などがあります。
これらの機能により、PS4のゲームプレイがさらに快適になります。
特に、暗い場面が多いゲームや競技性の高いゲームでは、これらの機能が大きなアドバンテージとなります。
テレビにはないこうした機能は、ゲーミングモニターを選ぶ大きな理由の一つです。
ゲーミングモニター選びのポイント
PS4をより快適にプレイするためには、適切なゲーミングモニターを選ぶことが重要です。
しかし、多くの選択肢がある中で、どれを選べばいいのか迷うこともあります。
ここでは、ゲーミングモニター選びの際に押さえておきたいポイントについて詳しく解説します。
これを参考にして、自分に最適なゲーミングモニターを見つけましょう。
パネルの種類と解像度の選び方【TN・VA・IPS】
ゲーミングモニターのパネルには、TN、VA、IPSの3種類があります。
それぞれに特長があり、用途に応じて選ぶことが大切です。
パネル種 | 応答速度 | 視野角 | 色再現 | コスト | ピッタリ の用途 |
---|---|---|---|---|---|
TN | 速い | 狭い | 悪い | 安い | ゲーミング |
VA | 遅い | やや狭い | やや良い | やや安い | 映画鑑賞 |
IPS | やや遅い | 広い | 良い | やや高い | ゲーミング 映画鑑賞 デザイン |
TNパネルは応答速度が速く、価格も比較的安価ですが、視野角が狭いという欠点があります。
VAパネルはコントラストが高く、色の再現性が良いのが特長ですが、応答速度が遅いことがあります。(最近は技術が発達し応答速度が速いVAモデルが多いです)
IPSパネルは視野角が広く、色の再現性も優れているため、総合的にバランスが良い選択です。
PS4に最適なパネルを選ぶ際には、どの要素が自分のプレイスタイルに合っているかを考慮することが重要です。
また、解像度も重要な要素で、フルHD(1920×1080)から4K(3840×2160)まで、用途に応じて選びましょう。
リフレッシュレートと応答速度【将来の展望も視野に】
リフレッシュレートと応答速度は、ゲーム体験に直接影響を与える重要な要素です。
リフレッシュレートが高いほど、映像が滑らかに表示され、応答速度が速いほど、動きの速いシーンでもブレが少なくなります。
PS4は最大60Hzのリフレッシュレートに対応していますが、将来の機種や他の用途を考えると、75Hz以上のモニターを選ぶことも一つの手です。
応答速度についても、1ms程度の速いものを選ぶことで、快適なゲームプレイが実現します。
これらの要素を考慮しながら、長期的な視点でモニターを選ぶことが大切です。
サイズと設置場所の考慮【FPSなら24インチがベスト】
ゲーミングモニターのサイズ選びも重要です。
一般的に、24インチから27インチのモニターがPS4に適しているとされています。
特にFPSゲームをプレイする場合、24インチのモニターは視界全体をカバーしやすく、集中力を高めるのに最適です。
設置場所も考慮する必要があり、デスクのスペースや視聴距離に応じて最適なサイズを選びましょう。
また、モニターの位置調整が可能なスタンドや壁掛けに対応しているモデルを選ぶことで、さらに快適なゲーム環境を整えることができます。
これにより、長時間のプレイでも疲れにくい理想的な設定が可能です。
PS4に最適なゲーミングモニターのおすすめモデル
PS4のゲーム体験を最大限に引き出すためには、適切なゲーミングモニターの選択が重要です。
ここでは、PS4ユーザーに特におすすめのゲーミングモニターを3つご紹介します。
それぞれのモデルが持つ魅力的な特徴を詳しく解説し、あなたのゲームライフをさらに充実させるための最適な選択をサポートします。
PS4に必要十分な75Hzモデル【ASUS VP249HV】
ASUS VP249HVは、PS4に必要十分な性能を備えた75Hzのゲーミングモニターです。
この23.8インチのモニターは、IPSパネルを採用しており、広視野角と優れた色再現性を誇ります。
フルHD解像度(1920×1080)で、鮮明な映像を楽しむことができ、ゲームプレイが一層リアルに感じられるでしょう。
また、1msの応答速度により、動きの速いシーンでもブレが少なく、スムーズなゲーム体験を提供します。
さらに、ブルーライト軽減モードやフリッカーフリー技術が搭載されているため、長時間のプレイでも目の疲れを軽減します。
HDMI端子が2つ搭載されているので、PS4以外のデバイスも簡単に接続可能です。
コストパフォーマンスに優れたこのモデルは、初めてのゲーミングモニターとしても最適です。
投資する価値ありの165Hzモデル【ASUS VG258QR-J】
ASUS VG258QR-Jは、165Hzのリフレッシュレートと0.5msの応答速度を誇るハイスペックなゲーミングモニターです。
この24.5インチのモニターは、TNパネルを採用しており、超高速な応答速度を実現しています。
G-SYNC CompatibleとAMD FreeSyncに対応しており、画面のティアリングやスタッタリングを防ぎ、非常にスムーズな映像表示が可能です。
ゲームに特化した便利な機能も豊富で、暗いシーンでも敵を見やすくするブラックイコライザーや、FPSゲームに役立つ照準表示機能などが搭載されています。
高さ調整や縦横回転が可能なスタンドも付属しており、自分のプレイスタイルに合わせて最適な位置に調整できます。
PS4でのプレイだけでなく、将来的にPCゲームなどを視野に入れている方にとっても、長期的な投資価値のあるモデルです。
高画質重視の4K・60Hzモデル【ASUS VG289Q1A】
ASUS VG289Q1Aは、4K解像度(3840×2160)を誇る28インチのゲーミングモニターで、PS4のゲームを高画質で楽しみたい方に最適です。
IPSパネルにより、鮮やかで広視野角の映像を提供し、DCI-P3 90%の色域に対応しているため、色の再現性も抜群です。
HDR10に対応しており、明暗差の激しいシーンでも詳細な描写が可能です。
FreeSync機能により、画面のティアリングを防ぎ、滑らかな映像を実現します。
さらに、フリッカーフリーやブルーライト軽減機能も搭載されているため、目の負担を軽減し、長時間のプレイも快適です。
DisplayPortとHDMI端子が複数あるため、PS4だけでなく、他のデバイスとの接続も容易です。
高画質でのゲームプレイを重視する方にとって、このモデルはまさに理想的な選択と言えるでしょう。
まとめ.PS4にゲーミングモニターは意味ない?将来の野望も視野に入れて選びましょう
この記事では、PS4にゲーミングモニターを使うことについて、その是非や選び方、具体的なおすすめモデルについて紹介しました。
まず、「PS4にゲーミングモニターは意味ない」と言われる理由として、PS4のリフレッシュレートが60Hzに制限されていること、ゲーム機はテレビで楽しむという一般的な概念、そしてモニター購入が無駄遣いと感じる考え方の3点を挙げました。
次に、PS4にゲーミングモニターを使うメリットとして、長時間のプレイでも目が疲れにくいこと、応答速度の速さによるゲーム体験の向上、そしてゲームに特化した機能が搭載されていることを解説しました。
これにより、特に集中力を要するゲームや長時間プレイをする際に、モニターの価値を実感できるでしょう。
さらに、ゲーミングモニター選びのポイントについては、パネルの種類と解像度の選び方、リフレッシュレートと応答速度、そしてモニターのサイズと設置場所の考慮について詳しく説明しました。
これらのポイントを押さえることで、あなたにとって最適なゲーミングモニターを選ぶ手助けになります。
最後に、PS4に最適なゲーミングモニターのおすすめモデルを3つ紹介しました。
それぞれのモデルは、用途や予算に応じて異なる特徴を持っており、どれも高い評価を得ています。
結論として、PS4にゲーミングモニターを使うことには確かにメリットがあります。
特に、応答速度の速さや目の疲れにくさ、ゲームに特化した機能などは、ゲーム体験を向上させる要素です。
しかし、PS4のリフレッシュレートの制限や、テレビとの比較も考慮する必要があります。
将来のゲーム環境やプレイスタイルを見据えた上で、自分に最適なゲーミングモニターを選ぶことが重要です。
この記事が、あなたのゲーミングモニター選びの参考になれば幸いです。