「4Kの27インチは意味がない」という風に言われることがあります。
しかし、適切な解像度を選ぶことでゲームプレイや映像観賞のリアリティーが格段に向上するので、モニターはテキトーに選んではいけません。
そこで今回、本記事では、27インチモニターと4K解像度について詳しく解説します。
解像度についてテキトーな理解の方が多いので、ちょっと勉強しましょう。でも、難しくないから安心してね。
27インチディスプレイにおいて解像度ごとに、それぞれのメリットやデメリットも説明します。
もちろん最後にはおすすめのゲーミングモニターも紹介するね。
ぜひ、この記事を参考に、自分に合ったモニターを選びましょう。
バックエンドエンジニアとして20年プログラミングで飯を食ってきたサラリーマンパパ。仕事では数多くのPCやモニターなどを購入し、Windowsのない古の時代からコンピューターに精通。
ゲームに関してはファミコンからPSシリーズ・ゲーミングPCまでいつの時代も欲が止まらない。失敗も数多くしてきた経験と知識でゲーミングを始める方のお役に立てるよう日々精進して参ります。
4Kの27インチは意味ない?モニター解像度の知識について
「4Kの27インチは意味ない?」このような疑問を持ったことはありませんか?
モニターの解像度については、素人でも理解しやすく、比較的知識を持っている人が多いと思われます。
しかしその中でも、慣れない用語や専門知識があると、選び方に迷ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは、モニター解像度について分かりやすく説明します。
代表的なモニターの解像度は3つだけだよ。
また、それぞれの解像度を比較することで違いがしっかり理解できます。
解像度について正しい知識を身に付け、自分に合ったモニターを選べるようにしましょう。
モニター解像度の知識1:解像度は大きく分けて3つ【FHD・WQHD・4K】
モニターの解像度は、大きく分けて3つのタイプから選ぶことになります。
- FHD(フルHD)
- WQHD
- 4K
FHD(フルハイビジョン)は、現在最もスタンダードな解像度です。
1920×1080ピクセルの解像度を持ち、長年にわたって最も人気のあるものです。
WQHD(ワイドクアッドハイディフィニション)は2560×1440ピクセルで、標準的なFHDよりも高画質であるという要求に応えるために作られました。
最後に、4K Ultra High Definitionの解像度は、UHDとも呼ばれ、3840×2160ピクセルと言う高解像度です。
これは市場で入手可能な解像度の中で最も高いものの1つで、優れた超高画質を楽しめることで知られています。
モニター解像度の知識2:解像度FHDと4Kの違い
FHDと4Kの解像度の違いは一目瞭然です。
FHDモニターは1920×1080ピクセルの解像度で、1行が1080ピクセル、1列が1920ピクセルで構成されていることを意味します。
これに対し、4K UHDの解像度は3840×2160ピクセルで、FHD4枚分の解像度を実現しています。
4Kを使用する最大のメリットは、画質が格段にシャープになることで、コンテンツクリエイターやグラフィックデザイナーに最適です。
ただし、4Kのような高解像度では、標準的な1080pディスプレイよりも強力なハードウェアが必要となることに注意が必要です。
モニター解像度の知識3:解像度WQHDと4Kの違い
WQHDと4Kの違いは、それぞれの画素数の違いからきています。
WQHDは2560×1440ピクセル、4Kは3840×2160ピクセルの解像度を持ちます。
つまり、4KモニターはWQHDモニターに比べて画素数が非常に多いわけです。
その結果、4KモニターはWQHDモニターに比べて、より鮮明な画像と正確な色表現を提供することができます。
しかし、3D動画などを4Kモニターで動かすには、より強力なシステムも必要であることに注意が必要です。
モニターの解像度は、一般ユーザーにとっては、多くの用語や技術仕様があるため、理解するのが難しいものです。
しかし、3つの主要な解像度タイプ(FHD、WQHD、4K)の違いを理解すれば、正しい選択をすることが非常に容易になります。
ニーズに応じて、標準的なFHDモニターを選ぶか、4K超高精細モニターを選ぶか、決めましょう。
どの解像度を選ぶにしても、その違いを理解した上で、自分に必要なモニターを十分に吟味して選ぶことをおすすめします。
4Kの27インチは意味ない?各解像度の文字サイズについて
「4K」、「27インチ」といった単語をよく聞くようになって、パソコンのディスプレイの解像度について関心を持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、ただ単に大画面であればいいというわけではありません。
実際に使用する上で、文字サイズが小さいと読みづらく、逆に大きすぎると使いづらいという問題が生じることも。
とくにFHDと4Kの違いは大きいよ。
そこでこちらでは、4KやフルHDなど各解像度における文字サイズの違いを徹底的に検証し、どの解像度が自分に合っているかを判断できるように解説していきます。
解像度FHDの文字サイズ:FHDの27インチモニターは文字が大きく見やすい/目が悪い人におすすめ
FHD解像度を持つモニターは、ネイティブ解像度が1080pです。
これは、X軸が1920ピクセル、Y軸が1080ピクセルであることを意味します。
そして、一般的には27インチモニターでも、FHD解像度(1920×1080のピクセル)なら十分高画質と言えるでしょう。
画質の粗さを表す画素密度は81.35PPI(ピクセルパーインチ)程度になります。
よって、この解像度のディスプレイでは、コンテンツを表示する際に、文字サイズが大きく読みやすいことが期待できます。
このため、高齢者や視力の弱い方など、文字サイズが小さいと読みにくい方にも適しています。
解像度WQHDの文字サイズ:WQHDの27インチモニターは許容範囲の文字サイズ/普通の視力なら問題なし
WQHD解像度のネイティブ解像度は2560×1440ピクセルです。
この解像度を物理サイズに換算すると、27インチモニターの画素密度は約109.73PPIとなる。
27インチという物理的な画面サイズから、ディスプレイでコンテンツを閲覧する際には、比較的許容範囲のフォントサイズが期待されます。
しかし、人によっては文字が若干小さくて読みずらいと感じる場合もあります。
したがって、FHD解像度のフォントサイズが大きすぎると感じる健常者の方なら、WQHD解像度であれば問題ないでしょう。
解像度4Kの文字サイズ:4Kの27インチモニターは文字が小さく見ずらい/視力に自信があれば問題なし
4K解像度は、ネイティブ解像度が3840×2160ピクセルです。
この解像度を持つモニターを物理的なサイズに換算すると、画素密度は約163.54PPIとなる。
つまり、4K解像度の27インチモニターは、FHDやWQHDの解像度よりも文字サイズが小さくなり、読みづらくなります。
したがって、視力に自信のある方なら、4Kでコンテンツの文字サイズが小さくなっても問題なく読めるレベルと理解しましょう。
モニターの解像度を決める際には、各解像度のフォントサイズを考慮することが重要です。
FHD解像度は文字が大きく読みやすいので、視力が悪い方に最適です。
WQHD解像度は、文字サイズが許容範囲内なので、普通の視力の人に適しています。
最後に、4K解像度は文字が小さいが読みにくいので、視力に自信のある方に最適です。
このような知識があれば、どの解像度が自分に適しているか、判断しやすくなるのではないでしょうか。
4Kの27インチは意味ない?/文字が小さくても4K27インチモニターのメリットとは
「4K27インチモニターは現実的でない。文字が小さく映ってしまうのでは?」と感じている方は多いかもしれません。
しかし、それは本当にそうでしょうか。
そこでこちらでは、4K27インチモニターがどのようなメリットを持つのかを解説していきます。
4Kの最大のメリットは超高画質だね。めっちゃ美しい♬
また、文字が小さくて見づらいという課題に対する解決策も同時に紹介していくため、より効果的なモニターの選び方についても考えていきます。
ウェブ制作などに興味がある方は必見です。
4K27インチモニターのメリット1:圧倒的に繊細で美しい超高画質で映画が楽しめる
4K27インチモニターを使う最大のメリットは、画質です。
4K27型モニターで映画を観ると、その圧倒的な繊細で美しい超高画質に驚かされます。
最近の映画は以前よりも高い解像度を採用しているため、使用するモニター上の解像度とオリジナルフィルムの解像度の差が狭くなっています。
4Kならこれまで以上に鮮明で正確、かつシャープな映像で映画を楽しむことができるわけです。
4K27インチモニターのメリット2:現実と錯覚しそうな美しい映像でゲームが楽しめる
ゲームに夢中になっている方なら、4K27型モニターの高解像度・高精細な映像を存分に活用できます。
色の正確さとシャープさを兼ね備え、ゲームの風景がまるで本物のように見える。
コントラスト比の向上と色の鮮やかさは、ゲーム環境をさらに魅惑的なものに変化しました。
ゲームをさらに没入感のあるものにしたいなら、4K27インチモニターがおすすめです。
4K27インチモニターのメリット3:ネットやメール作業はPCの解像度設定をFHDに切り替えれば問題なし
4K27インチモニターは、Web閲覧やメールなどの文字が多い作業にはおすすめできませんが、PCの解像度設定をFHDに切り替えることで対応できます。
FHD(フルハイビジョン解像度1,920×1,080ピクセル)に切り替えると、文字が小さいという問題が簡単に解決されます。
このように4K27インチモニターは、どんな作業にも対応できる、とても便利なモニターです。
4K27インチモニターは、息をのむような画質や多彩な解像度設定など、多くのメリットを備えています。
4Kモニターを使用すれば、映画鑑賞、ゲーム、仕事のいずれにおいても、その高画質と多彩な解像度設定の恩恵を受けることになるでしょう。
4K27インチモニターを使えば、美しい映像とスムーズで効率的な作業の両方を手に入れることができるのです。
4Kの27インチは意味ない?/4Kの27インチおすすめゲーミングモニター3選
ゲームプレイに適したモニターを選ぶことは非常に重要です。
とはいえ、自分に合ったモニターを選ぶのは簡単ではありません。
特に最近は4K対応の27型モニターが増えてきていますが、本当に必要なのか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、4K27型モニターの必要性、デメリット、おすすめ3選をご紹介します。
ぜひこの記事を参考に、自分に合ったゲーミングモニターを見つけてください。
4Kモニターは、卓越した画質と鮮やかな色彩が魅力です。ピクセル密度と色彩が向上することで、ゲームの細部がより鮮明かつ正確に描写され、より没入感のある体験が可能になります。
さらに、4Kモニターは一般的に非4Kモニターよりも画面が大きいので、スペースと予算に余裕があれば、ゲームに最適です。
しかし、すべての人に4Kモニターが必要と言うことではありません。
デメリットとして4Kモニターは、4K以外のモニターよりも価格が高いのが一般的です。
さらに、解像度が高いほどコンピューターのGPUにかかる負担が大きくなり、高解像度で安定したフレームレートを実現することが難しくなります。
以上を踏まえて4Kモニターの導入の検討しましょう。
それでは、あなたのニーズに合いそうな27インチ4Kモニターを3つご紹介します。
おすすめゲーミングモニター1:ASUS ゲーミングモニター 4Kモニター TUF Gaming VG289Q1A 28インチ
このASUS ゲーミングモニターは、お金をかけずに4Kモニターが欲しいという方におすすめのモニターです。
28インチのIPS LEDディスプレイを搭載し、解像度は3840×2160、リフレッシュレートは60Hzです。
さらに、応答速度5ms(GTG)で、ゲームや映画鑑賞に最適です。
また、このモニターはFreeSync、HDR機能を備えています。
また、どの角度からも見やすいIPSパネルを搭載し、DCI-P3 90% の色域で鮮やかな映像を楽しめます。
総合評価として、初めて4Kゲームに足を踏み入れたい人に最適なモニターです。
おすすめゲーミングモニター2:BenQ EW2880U 4K エンターテインメントモニター 28インチ
よりエンタメ性に特化した4Kモニターをお探しの方には、BenQ EW2880U 4K エンターテインメントモニターがおすすめです。
このモニターは、28インチのIPS液晶パネルで、解像度は3840×2160、リフレッシュレートは60Hzです。
応答速度も5msあるので、応答性の高いゲーム体験を望むゲーマーに最適な選択肢となるでしょう。(※最近はeスポーツの影響もあり1msのゲーミングモニターが人気で、こだわればキリがないですが・・・)
普通にゲームを楽しむレベルなら応答速度の5msは十分高速だよ。
さらに、本モデルにはゲーミングモニターには珍しく高音質treVoloスピーカーを内蔵しており、「エンターテインメントモニター」の名に恥じないこだわり抜いた仕様になっています。
また、これもモニターには珍しくリモコンが付属しているため、操作性はバツグン。将来性を考えたUSB Type-C対応もポイントが高い。
BenQ EW2880Uは、ゲームから動画鑑賞まであらゆるエンタメを最高なモニターで楽しみたい方に自信をもってお勧めできる逸品です。
おすすめゲーミングモニター3:ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming VG28UQL1A-J 28インチ
最高級の性能と機能を備えた4Kモニターをお探しなら、ASUSのTUFゲーミングモニターがおすすめです。
このモニターは、解像度3840 x 2160、リフレッシュレート144Hzの28インチIPS LED液晶を搭載。
さらに、1msの応答速度を備えており、市場で最も応答性の高いゲーミングモニタの1つとなっています。
また、このモニターはFreeSync、Adaptive Sync、HDR400をサポートしています。また、4年保証も付いているので、安心して購入することができます。
特にPS5の性能(4K・120Hz)を完全に引き出したいのなら、このモニターはマジでイチオシです。
適切な4K 27インチゲーミングモニターを選ぶのは、口で言うほど簡単ではありません。
市場には非常に多くのモデルがあり、どれが自分に合っているのかを知るのは難しいかもしれません。
4Kモニターは、卓越した画質と鮮やかな色彩を得られるスペシャルな仕様です。
しかし、コストやGPUへの負担を考慮する必要があります。
この記事が、あなたが十分な情報を得た上で決断するための一助となれば幸いです。
4Kの27インチは意味ない?文字サイズが小さいかなどまとめ
この記事では、4Kの27インチモニターについて紹介しました。
結論として、画質の高さはもちろんのこと、パソコン作業やゲームにおいて大きなメリットがあることが分かりました。
また、文字サイズが小さくなることが気になる場合は、ディスプレイの拡大率を調整することで解決できます。
しかし、使用する目的によっては、解像度が高くても27インチに限界がある場合もあります。
それでも、4K 27インチのモニターにはおすすめの製品があり、ゲームやグラフィック作業などに向いています。
最終的には自分にとって最適な選択肢を見つけることが大切です。